金額が違う!リハビリの料金はどこも一緒ではない!
リハビリは病院でも、町のクリニックでも、訪問リハビリなどでも誰しもというわけではありませんが、受けることは可能です。でも同じ町のクリニックなどでも、場所によってはリハビリの料金は変わることがあります。なぜなら・・・。
☑料金が違う理由
☑メリット・デメリット
☑最後に
料金が違う理由
例えば怪我をして町のクリニックに行ってリハビリをしたとします。領収書には「リハビリテーション」という項目があり、そこに〇〇点(1点=10円)という表記があります。
リハビリは20分を1単位と計算しており、40分だと2単位、60分だと3単位という風に計算されます。
これが怪我をしてリハビリを行った場合、「運動器リハビリテーション」という分類をされますが、運動器リハビリテーションには3つの区分があります。
これはベテランがリハビリをするから(Ⅰ)、新人がやるから(Ⅲ)といった分け方でなく、
施設の広さや人員配置などで決まっている
のです。ちなみに内訳は
(Ⅰ):1単位=185点
(Ⅱ):1単位=170点
(Ⅲ):1単位=85点
となります。1点は10円のため、それぞれ×10をすれば20分当たりの料金がわかります!
このリハビリテーション料が病院やクリニックで違うため、リハビリを行う場所によって料金の差が出るという事になります!
ちなみに運動器だけでなく、脳血管リハや心臓リハ、呼吸器リハなどもこのように施設によって料金が異なります。
メリット・デメリット
高いとはいえ、早く良くなりたいから(Ⅰ)の施設へ行けばいいのかというと、そうではありません!
この基準はあくまで、施設の広さや人員配置によって決まるため、
リハビリの質が高いということではない!
のです。
もちろん(Ⅰ)の方が広くて人が多い分、予約も取りやすいということになります。料金はちょっと高くなりますけどね・・・。
(Ⅱ)だと料金は安いですが、ちょっと手狭であったり、予約がいっぱいでなかなかリハビリができないことがあります。
どちらも良し悪しはありますが、でもリハビリにおいて私が思う大事なことは、
しっかりと説明してもらえ、真摯に対応してくれているか
といった施設というよりセラピストの質の方が大事だと思います。
最後に
リハビリとお金のことについてまとめました!
今回料金についてまとめましたが、(Ⅰ)と(Ⅱ)についてはそこまで大きな金額の違いは無いように思えます。そのためわざわざここが安いから!などと調べる必要はないかもしれません。私たち医療職はこの料金に沿えるようなサービスをしていかなければいけませんが、次回はリハビリにおける日本の問題についても書きたいと思います・・・。
もしも身体のことでお悩みの方がいれば、ぜひこちらから気軽にお声を掛けていただけたらと思います(^^)/!
最後までお読みいただきありがとうございました!