皮膚のモト!コラーゲンを紐解く!
肌の張りは女性は特に気になるものですよね。よく肌にはコラーゲンというような化粧品のCMなどでよく聞きます。でもそもそもコラーゲンとはなんなんでしょう?それは・・・。
☑皮膚=コラーゲン?
☑コラーゲンとは
☑最後に
皮膚=コラーゲン?
皮膚は人の体と外界とを区切る大切な組織です。どこかが傷付いているとそこから感染症にかかったりするなど、人の体を守るために本来は機能します。
その役割は
〇水分の喪失や透過を防ぐ
〇体温を調整する
〇微生物や物理的な刺激を防ぐ
〇感覚器として働く
などの役割があります!
でもそもそも皮膚は何でできているのでしょう?
皮膚はおおまかに3層に分かれ、表皮・真皮・皮下組織に分かれます。
表皮:角化細胞や色素細胞、ランゲルハンス細胞
真皮:膠原線維(コラーゲン)、弾性線維、血管など
皮下組織:脂肪組織が主体
といったような構造になります。ということは
皮膚=コラーゲンとは言えない
と言えるのではないでしょうか。
しかし見た目となる部分の表皮ですが、この張りを決定するのが真皮にあるコラーゲンという意見もあるため、やはり肌の美しさにはコラーゲンは重要なものなのでしょう!
コラーゲンとは
コラーゲンとは筋肉などを作るタンパク質の一種であり、その種類は現在28種類も発見されています!ちなみにそれぞれの名前はⅠ型コラーゲン、Ⅱ型コラーゲン...といったようにⅠ、Ⅱ、Ⅲというようにどんどん名前が足されていってます。
その中でも人の皮膚を作るコラーゲンは9種類あるようで、特にⅠ型、Ⅳ型、Ⅶ型コラーゲンが主に皮膚の張りを保つために必要です。
しかしコラーゲンは本来、体のタンパク質の中でも約30%を占め、全身に存在するものです。その働きは
〇細胞と細胞をつなぐ接着剤
〇皮膚や臓器、骨などを作る構造タンパク質
〇細胞への酸素や栄養の供給と老廃物の排出
〇水分やカルシウムなどを皮膚や骨に定着
などの役割があります。肌に注目がいきがちですが体の中にとっても、大切な細胞なのですね!
タンパク質はアミノ酸から作られ、アミノ酸の配列でコラーゲンや筋線維などのタンパク質が作られることから、やはり体を良い状態に保つためには食事が非常に重要と思われます!
最後に
コラーゲンについてまとめました!
コラーゲンは怪我をしたときの体の回復過程においても非常に重要となります。そのため体のコンディションを保つためにも、タンパク質をはじめとして食事における栄養は非常に大事になりますね。
裏を返せば、食事をしっかり栄養良く摂っていないと肌のキレイさは保てないという事でしょうか・・・。
もしも身体のことでお悩みの方がいれば、ぜひこちらから気軽にお声を掛けていただけたらと思います(^^)/!
最後までお読みいただきありがとうございました!