実は酷い...リハビリにおける現行制度
今回書くことは現行の制度に対する私の私見です。でもこれに悩んでいるリハビリ職の人も多いかもしれません。医療はやっぱり一般企業とは一線を画すものなど思います。なぜなら・・・。
☑なぜ酷い?
☑これからどうなるの?
☑最後に
なぜ酷い?
つい最近書いたこの記事をぜひご覧になっていただきたいです!
beptindependent.hatenablog.com
ここで、途中の一文で
「ベテランの人がリハビリをするから(Ⅰ)、新人がリハビリをするから(Ⅲ)というわけではない!」
と書きました。
金額の高い(Ⅰ)はあくまで国が定める施設の広さや人員配置によるものです。そのため施設が広くて人さえいれば、質の良し悪しは関係ないのです!
そしてこれが一番の問題になると思います。
ベテランがリハビリをするもの、新人がリハビリをするのも料金は一緒!
これって変じゃないですか?
今まで色々と悩み、様々な勉強をし、高いセミナーで技術を研鑚してきたセラピストと、昨日やっと臨床に立てることになりました!というセラピストの料金は一緒なのです。
例えば理学療法士は認定理学療法士や専門理学療法士といったような上位資格を、日本理学療法士協会という協会で設けています。
しかしこれはあくまで協会で定めたものなので、医療保険を担当する厚生労働省はこの資格を持っている理学療法士が施術を行ったとしても、特に料金上乗せと言う事にはなりません!
ということは、頑張って勉強して取得するのに困難な資格を持っていたとしても、
給料に反映されることはない!
ということになります。
じゃあ困難な資格なんて取る必要はないし、てきとうにリハビリをこなしていればお金はもらえるんだ、ということになります。一般企業はやはり営業成績などを重視されると思うため、やはり医療は異質なんだと思います。
これからどうなるの?
結論からいうと、
資格を有する人への待遇改善はあるかもしれない。でも変わらない可能性が高い。
なぜかというと国としては医療・介護費削減を毎年図っており、余計な加算を認めるという可能性は低いと思うためです。
頑張ってレベルアップを図って、でも自分の給料には反映されなくて・・・しかも医療は参考書も勉強会も非常に高いですから、いつかは真面目に勉強していることに失望するかもしれませんね・・・。
ちなみに参考書は1冊5千円程度はザラですし、勉強会は1万円程度はいくらでもあります。私が参加した最も高い勉強会は、半年のコースでしたが総額55万円以上の費用がかかりました( ;∀;)
最後に
リハビリの現行制度に関してまとめました!
色々書きましたが、医療に携わる人はなんとか目の前の顧客に尽くしたい!という人が本当に多いです!本当に人のためにずっと勉強を頑張るという人も実際にいますし、何をしているんだろう?と傍から見て思う人もいます。
私は顧客の笑顔を見たいし、あなたに会えてよかったと思えるセラピストになりたいため、努力は続けたいと思います。でも自分にも生活があるし、セラピスト過多になる日本でなんとか生き抜く力を身につけたいと思っています!
アフィリエイトなどもいつかやるかもしれませんが、このブログは営利目的ではありません(笑)
もしも身体のことでお悩みの方がいれば、ぜひこちらから気軽にお声を掛けていただけたらと思います(^^)/!
最後までお読みいただきありがとうございました!