ストレスで体にこんな不調が!交感神経優位の体の状態とは?
前回はストレスをたくさん感じることによって体にどのような反応が出るかを書かせていただきました。今回は体の中ではどのようなことが行っているかをまとめたいと思います!それは・・・
☑ストレスによる影響
☑交感神経優位
☑最後に
ストレスによる影響
ストレスで生じる反応に関してはこちらをご覧ください!
beptindependent.hatenablog.com
今回は身体の中で起こっていることについて見ていきたいと思います!
ストレスは実験で人以外の動物も感じ、体や脳では人と同じ部分が過剰に働きます。それは
まず視床下部から「副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン」が放出され、それが脳下垂体を刺激し、「副腎皮質刺激ホルモン」が放出され、最後に副腎皮質を刺激し、「副腎皮質ホルモン」が放出されます。
・・・刺激ホルモン放出ホルモンっていうのも紛らわしいですね(笑)
副腎皮質ホルモンは何種類かありますが、1つが「ステロイド」と呼ばれる強い薬をイメージするような種類のホルモンもあります!
放出される副腎皮質ホルモンによってどのような効果があるかは差はありますが、総じて
体内に蓄えている栄養を血中に流し、体の抵抗力を上げる
作用があります。つまり、ストレスに対して抵抗しようと作用するわけですね!
交感神経優位
こうして副腎皮質からのホルモンが血中に栄養を流すと共に、副腎皮質と同じ部分にある副腎髄質も同時に働きます!
副腎髄質は交感神経が支配
しており、交感神経が働くことで副腎髄質はアドレナリンを放出します!
これにより体は交感神経優位になり、次のような体の変化が出ます。
・瞳孔が開く
・末梢の血管が収縮する
・心拍数が増加する
・消火活動が弱まる
・便秘がちになる
などの影響が体に出ます!いわゆる戦闘態勢ですね!
そのためストレスが多くなると交感神経優位になって一時的に抵抗力が上がりますが、体の中の栄養は限られていますし、消化機能が低下するため栄養吸収が上手くいきません。さらに末梢血管が収縮するため、組織への栄養供給が上手くいかずにエネルギーが枯渇します。
その結果、体が疲れた状態になって抵抗力は下がります。
やはり戦闘態勢はいつまでも続かないのですね。
しかしストレスでずっと戦闘態勢を取り続けなければいけないのなら・・・ずっと抵抗力が下がった状態になり、体調を崩すことになりますね。
最後に
ストレスによる体内の変化についてまとめてみました!
少なからず人はストレスを感じるものであって、誰でも抵抗力が落ちて病気になりやすくなることはありますよね・・・。
私は今の仕事を始めたときに、人間関係のストレスで帯状疱疹という病気になりました。いらいらのピークがあれだったんだろうなぁ(笑)
なかなか自分のストレスを減らす方法は見つけられないかもしれませんが、どのような方法があるかは今後、まとめていきたいと思います!
もしも身体のことでお悩みの方がいれば、ぜひこちらから気軽にお声を掛けていただけたらと思います(^^)/!
最後までお読みいただきありがとうございました!