足の痺れ、これって坐骨神経痛?
坐骨神経痛は誰もが聞いたことのある症状だと思います。実際に若い人でも椎間板ヘルニアなどで経験する人も周りに多くいます。
坐骨神経痛では激しい痛みや痺れがお尻から足にかけて生じますが、それらは必ずしも坐骨神経痛なのでしょうか。足の痺れが出る病気とは?
坐骨神経痛とは
以前、腰痛に関して触れたことがあります。
beptindependent.hatenablog.com
坐骨神経は腰椎・仙椎から出た神経が合わさって太くなり、お尻から下肢後面を主に下肢に広がっていく神経です。
坐骨神経痛はこの坐骨神経が足に向かって伸びていくどこかで、なんらかの原因によって圧迫され、坐骨神経が付着している部分に激しい痛みや痺れが生じる症状です。
坐骨神経痛を生じる整形外科疾患として
などがあり、坐骨神経痛を生じるようであればすぐ受診することを勧めています。
足の痺れの原因
坐骨神経痛では神経の圧迫によって痛みや痺れが生じます。しかし
痺れ=神経圧迫とは言えない
痺れを生じる原因は未だ不明と言われていますが、血流循環と関係していると言われています。神経も身体の組織であるため酸素や栄養が必要ですが、血流循環が悪くなると神経への酸素や栄養の供給が低下し、痺れとして症状が出ると言われています。
神経の圧迫も血流循環が悪くなるはずですから、ある意味、身体の不調の原因の多くは血流循環によるのかもしれませんね!
足の痺れが出る病気
では坐骨神経痛以外にもどのような病気で痺れが出るのでしょう?
例えば・・・
などなど、この他にも更年期障害やうつ症状の一種、ストレスによる自律神経症状・・・。多岐にわたります。
この中では脳血管障害が最も重症と言えるでしょう。脳血管障害の場合には他にも
・手足の脱力感
・急に呂律が回らず相手に伝わらない
・片側の顔面がゆがむ
などの症状がみられるため、頭の片隅に置いといていただけたらと思います!
最後に
足の痺れに関してまとめてみました。
正座した後のようにすぐ痺れが取れる場合には深刻に考えなくていいかもしれませんが、頻繁になる、長時間持続する、朝必ず痺れるなどの場合には注意しないといけないかもしれません!
変な座り方をずっとしていたりなど、同じ姿勢をずっととり続けた際などは入浴などで身体を温めて筋肉が柔らかくすることで良くなりやすいですから、まずこれで様子を見てもいいかもしれませんね。
もしも身体のことでお悩みの方がいれば、ぜひこちらから気軽にお声を掛けていただけたらと思います(^^)/!
最後までお読みいただきありがとうございました!