レントゲン撮影って必要?そもそも何を診てるの?
検査としては最もメジャーなもののひとつであろうレントゲン撮影。しかしあまりにも毎回当然なものとして撮っていますが、そもそも何を診ているのでしょう?それは・・・。
☑レントゲンって何?
☑何を診てるの?
☑何でそんなに撮るの?
☑最後に
レントゲンって何?
レントゲンを撮る際に、よく白い板の前に胸をくっつけたり、横になってくださいと言われますよね。レントゲンは放射線という電磁波を身体に通し、白い部分に投影して身体の中を診る検査です。費用は撮影数によりますが、一般的に600~1200円程度が多いようですね(3割負担)。
よく聞かれる放射線の危険性は大丈夫なの?ということに関してはこちらのサイトがわかりやすいかと思います。
リスクはどうしても生じるようですが、撮影回数を減らすようにするなどしてリスクを減らすようにはしているんですね。
何を診ているの?
レントゲンは白黒の強弱によって身体の内部を投影しています。
骨などの硬い組織や肺炎や腫瘍を映すときは白
筋肉や軟骨、皮膚などの柔らかい組織は黒
このように白黒でくっきり写りますね!骨の間の空間には軟骨や水分や神経が通っていたりしますけど、それらはどれがどれかははっきり写りません。この写真では骨よりも白い部分が歯にあるため、歯科治療を行っているようです!
これらを撮影することで、
〇骨折していないかの有無
〇肺の一部が白くなっていないかの肺炎の有無
〇膝などでは骨の間の隙間から配列の変化
などを診ています!
なんでそんなに撮るの?
骨折した場合には骨の回復程度や手術している場合には固定器具がずれていないかなどの確認が必要なのはわかります。
でもそもそも骨折とかしていないはずなのに、定期健診にはレントゲン撮影も含まれていることが多いですよね?何ででしょう?
定期健診では主に胸部のレントゲンが撮影されます。
肺は空気がたくさん含まれるため、あまりくっきり写りません。しかし心臓は肺の隣にある心臓は輪郭がわかりますね!
実はこれで診ているのは
肺炎や肺に腫瘍がないか、心臓が大きくなっていないか
などを診ています!肺は呼吸器の主な組織、心臓は循環器の主な組織であるため、レントゲン1枚でどちらも異常がないかを確認しやすいんですね!
年に1枚であれば、手間かもしれませんがぜひ確認していただきたいです!
最後に
メジャーなレントゲンに関してまとめてみました。
病院の検査は馴染みがないけど、促されるまま検査することが多いですよね(笑)
でもそれぞれにしっかりと意味があり、あくまで私たちの身体に異常がないのかをしっかりと診てくれているのだということがわかります!
特にレントゲンやMRIは異常を視認できて信憑性の高い検査であるため、ぜひ定期的に確認をお願いします!
もしも身体のことでお悩みの方がいれば、ぜひこちらから気軽にお声を掛けていただけたらと思います(^^)/!
最後までお読みいただきありがとうございました!