ラク読み健康生活

~読みやすさ重視の身体の話~

カット野菜にちゃんと栄養はあるの?

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ひとり暮らし。

気軽ですよね。でも家事、特に料理は非常に面倒です!

 野菜は食べたほうがいいからと簡単に食べられるカット野菜についつい手を伸ばしてしまいますが、ちゃんと野菜の栄養を摂れるのでしょうか? 

Check!

☑カット野菜の栄養

☑カット野菜での注意点

☑最後に

 

カット野菜の栄養

 結論からお伝えします・・・。

カット野菜にはちゃんと野菜の栄養は含まれています!

カット野菜の製造過程を見ていくと以下のようになります。

原料入荷 ⇒ カット ⇒ 洗浄 ⇒ 殺菌 ⇒ 脱水 ⇒ 計量 ⇒ 充填⇒ 包装 ⇒ 梱包 ⇒ 保管 ⇒ 出荷・流通

https://www.alic.go.jp/content/000126290.pdf

これは大田英明著「青果物・花き鮮度管理ハンドブック(カット野菜・果実の鮮度保持)」という1991年に出版されたものより抜粋させていただきました。

  

この中で洗浄は冷水で流水し、殺菌には次亜塩素酸ナトリウムにて塩素系殺菌が行われるようです! これは大腸菌ノロウイルスの不活化にも有効みたいですね!

 とはいえ、もちろん薬液の濃度が濃すぎると野菜の細胞を傷付けてしまいます。

そうなると品質を落としてしまうため、原液が15mlの場合には20ℓの水で希釈して使用するのが一般的なようです。

  

栄養を落としかねない過程はこのくらいだと思います(この書物自体が1991年に出版されたものなので、今はもっと技術的にも改良されているでしょうし!)。

そのため野菜の種類によって違いますが、ビタミンCを中心に各種ビタミンや食物繊維は残っていると思っていいでしょう!

  でも注意しないといけない点はあります。

 

カット野菜での注意点

上述したとおり、栄養面や安全面はしっかりしていると思います。

しかし本当に生の野菜と同様の栄養があるわけではないみたいです。というのもビタミンには、水溶性ビタミン脂溶性ビタミンに分けられます。

 

水溶性ビタミンとは、ビタミンCビタミンBであり、人体を構成する要素でも非常に重要なものになります。 流水によって水に溶けやすい水溶性ビタミンが洗い流される部分もあります。

しかしそれでも洗浄後にも85%程度の量が残存している

という調査もあるため、やはりカット野菜というども侮れない! 

 

さらに注意点として、包装技術も高いものとなっているようですが、一度開封してしまうと酸化しやすいと言われます。

これはカットされているがゆえに、断面が広くなってしまっているため納得できます。

 

そのため一度開けたらできるだけ早く召し上がっていただき、保存する場合にはジップロックなどでしっかりと密封して冷蔵保存することをオススメします!

 

最後に

カット野菜はやはり手軽で栄養もしっかり摂れるため、外食ばかりという方にもオススメしたいですね!私としてもよく利用します!

早く食べないとちょっと野菜の生臭さも感じてしまいますが(笑)

でも身体を作っているのは日々食べているものであり、怪我をした場合にもしっかりと食べていないと治るものも治らなくなってしまいます。

健康に食事は欠かせないもの

そのためしっかりと日々の食事で栄養を摂ってくださいね!

  

もしも身体のことでお悩みの方がいれば、ぜひこちらから気軽にお声を掛けていただけたらと思います(^^)/!

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最後までお読みいただきありがとうございました!